2022年07月17日 [渋谷区の経営コンサル]

日本は超高齢化を世界に先駆けて突き進んでいます。私は仕事柄、企業様をお伺いし高齢者雇用の推進をお願いしているのですが、業種業態により高齢者雇用の状況や戦力への取り組む内容が大きく違います。人手不足感のある業種（介護・物流・建築等）は高齢者を活用する意識が高いように思います。最近リンダグラットン（イギリスの大学教授）著者のライフシフトを読みました。現在の１５歳は将来１０７歳まで平均寿命があるとのこと驚きです。従来の３ステージ（学び・仕事・隠居）の一斉行動から今後は寿命が延びることでマルチステージ化するようです。なかでも学びなおし教育で知識やスキルへ投資することで変身することが大切になるとのことです。また平均寿命が延びると健康寿命との差がますます開いてくる傾向で、認知症や介護等の増加も潜在化した問題であります。健康寿命を今後延伸するビジネス、高齢者向けトレーナー派遣や高齢者向け研修制度などで筋肉や脳を鍛えるニーズがますます拡大すると思われます。ここにビジネスチャンスが潜んでいます。私も勤務先を退職して、第二の個人開業へと舵をきったのですが、まだまだ知識不足を感じる毎日です。テニスで体を鍛え（維持）して、学習により脳を鍛えて変身資産に投資をしようと考えさせられた本でした。